山本孝史の発言 (厚生労働委員会)
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○山本孝史君 この点は認識は一致すると思うんですが、医療費が掛かる、必要であると、それをだれかがどこかで負担しなければいけない、その認識は御一緒だというふうに思っています。しかし、その負担をどのように負担していくのか、保険料と公費と自己負担の割合でどうするのかというところが、これが大きな議論なんですね。
しかし、それはそれとしておいて、診療報酬改定という問題は、今度の附則にも書かれていますように、診療報酬体系を見直しをしていくんだと。これは、かねて総理が厚生大臣のときから診療報酬はどうあるべきかという議論は積み重ねをしてきたわけですね。その結果として今回、今、何回も繰り返しますけれども、総理御自身はマイナス改定をしたんだと、今まで抵抗勢力が激しかったけれどもおれだからできたじゃないかと、こうおっしゃっておられるわけです。
しかしながら、私が申し上げたいのは、診療報酬の改定という手段を用いて政策誘導をしていくことが本当に正しいのかどうか。これは大いに議論のあるところであって、そこのところの議論は飛んでしまっているんですね。しかも、余りにもこのマイナス改定をしたことをさも手柄のようにおっしゃるので、では現場でどうなっているかということを御存じなければ、その政策が正しいかどうかの判断もできないじゃないかと。それがリーダーシップを発揮しておられる総理の、ましてやこの厚生行政、医療保険に対しての見識をたくさんお持ちの総理の私は姿勢とは思えないんです。
なぜそれが、事務方で答えさせるという話じゃなくて、なぜ自ら現場で何が起こっているかということに謙虚に耳を傾けるという姿勢をお持ちにならないんですか。