阿南一成の発言 (行政監視委員会)
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○阿南一成君 ありがとうございました。
今、大臣から国民の支持が必要であるということでありましたが、昨年の内閣府による外交に関する世論調査では、残念ながら、ODAはやめるべきだ、なるべく少なくするべきだというふうに考えておる国民が五人に一人を占めたという調査結果があるわけであります。
このような状況下で、一方ではODAをめぐる疑惑が報じられております。ODAへの国民の信頼が損なわれ、国民がODA全体に対して批判的なことにならないように、是非お願いいたしたいと思うところであります。
ODAの透明性の確保につきましては、実は当委員会が平成十一年の八月二日に決議をいたしております。政府開発援助に関する決議ということで行われておるわけであります。またさらに、大臣が公表された開かれた外務省のための十の改革の中でも、改善すべき事項として掲げられておるところであります。より効果的あるいは効率的な援助を実施するためにも、是非とも具体的な実行が求められるというふうに思います。
一方で、グローバル化が進み、先進国と貧困国との貧富の格差がますます拡大しておるわけでありますが、今回のODAをめぐる某国会議員による問題により、我が国の重要な外交政策上の手段が狭められるということになってはいけないというふうに私は思う次第であります。
今後、ODAの予算規模を確保し、我が国が国際的な責務を果たしていくために、より一層国民に分かりやすいODAの理念や目的を説明していく必要があると考えますが、大臣の御所見を伺いたいと思います。