阿南一成の発言 (行政監視委員会)

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○阿南一成君 武部大臣の熱意を買って、しっかりやっていただきたいと思いますが。
 日本の審議会や検討会は、元々第一線で活躍している第一人者をそろえて、その卓越した見識を求めるということであるわけでありますけれども、どちらかというと、今までは政策立案の客観性を装う隠れみの的なものが多かったと思います。そういった意味では、今回のこの調査検討委員会の報告は非常に画期的な、ここまで言うかと私どもが思うぐらいにはっきりと物を言ったものであるというふうに高く評価をいたしておる次第であります。
 そこで、委員会の報告では「専門家の意見を適切に反映しない行政」という項がありまして、その中で、国民の生命にかかわる食品安全行政は正確なエビデンスと科学的な知見に基づく迅速な判断が求められる、健康に対するリスク評価については専門家の意見が尊重されなければならないと述べております。しかしながら、肉骨粉問題では、一九九六年の家畜飼料検討委員会において二人の専門家が肉骨粉供与を法律で禁止すべきであると主張したわけでありますが、これを行政は先送りをしたということであろうかと思います。
 そこで、農水省としては、この一九九六年の事例を踏まえて、科学的知見を持った専門家の意見を積極的に行政運営に取り入れていくべきであると思いますが、この点についての委員会報告の指摘について、大臣のお考えをお伺いをしておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115414281X00320020408_019

発言者: 阿南一成

speaker_id: 27524

日付: 2002-04-08

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会