渕上貞雄の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○渕上貞雄君 私は、国会移転調査会の意義と効果については全体一致するところであろう、こういうふうに思います。したがって、議論の段階は終わったのではないか。それは、十六項目の評価項目をきちっと評価をした上でそれぞれ地域を選択したということになったわけですから、私はもう判断の段階、物事を一歩前に進めていく段階に来ているのではないか。
そこで、移転の意義と効果について了解をいただき、判断の時期が来たとすれば、今、国会移転先というところ、ここのところは言葉がちょっと、首都圏と言った方がいいのか国会と言った方がいいのか、ここのところは私、そうこの言葉にこだわっていないわけで、せっかく三つの地域を東京以外に選択をいたしました。いずれも甲乙付け難いところだと思っています。
そこで、やはり私は、東京も入れて四か所のやはり再度評価をやるべきではないか、そして一か所に、国会については一か所に選定をしていくべきであろう。あと、せっかくこれまでいろんな調査をしてきた東京以外の三つのところの地域については、これは期待も持たせたでありましょうし、そこの人たちに何らかのやっぱり夢を与えたと思うんですね。だとすると、国会だけではなくて違ったものを、やはりこの「等」というのはそういうことではないかというふうに理解をしますと、例えば、そこの選から漏れるとか漏れないとかという議論をするのではなくて、首都圏賛成とか反対とかではなくて、いかにして我が国の意義と効果のところについてを十分満たすような形で、移転先は、やはり国会というところを一つ決めた後、東京も含めてあと二か所のところをどのようにしていくかということも含めてやはり考えるべきではないか。
なぜそういうことを言うかというと、やはり国会というところを移転するのかしないかということをはっきり決めてやらないと、あと候補地になったところだって、いつまででもそこはそのままにしておかなくてはならない状況というのが出てくるし、私は、情報化社会、情報技術がこれだけ発展をしてきて、これから先、地方分権は後れていると言われたものの、これから先進んでくると思います。そうすると、必ずしも今の東京でなくてもいいという感じがいたします。
したがって、やはり四か所の中から早急に一か所を決めて、あとの三か所についてどのような対応をするかというのは、これはまた別な委員会を私は設置してもいいと思うけれども、作ってやはりやるべきだと考えます。あと、判断は、経済的判断と政治的な判断は、ここのところはここでやればいいと思います。
あと、国民がどのように理解をするかと。膨大な費用を使うわけですから、費用というのは税金のことですから。そうすると、国民がどれだけ負担に耐え得るかということになれば、社会的な評価をどうしていくのかということがこれから先大事なことになっていくのではないか。
したがって、いつまででも議論ばっかりやらずに、そろそろ次の段階へ進んでいく時期に来ているのではないか、こういうふうに思っています。