和田ひろ子の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。
私はこの議論が、法律とかいろいろのことを言われますが、基本は衆参の決議そのものだというふうに思っています。何で国会等の移転をしなければいけなかったか、その決議をもう一度皆さんで見直して、その決議がどんなものであったか、この決議によっていろんな法律が出てきたわけですから、この決議を基本的にもう一回考えていただきたい。今日もここの二ページに出ておりますけれども、やっぱり地方に住んでいる者にとって、一極集中されてしまったこの東京都、また地方の状況をどんなものだと皆さんが思っておられるかということをよく考えていただきたいということがまず一つです。
そして、国会決議をするときに私たちの大半はいなかったんだという御議論が今ありましたが、そんなこと言ったら法律というのは、私の生まれる前からの法律をみんな守っているわけで、そういうのは議論にはならないんでないかということを申し上げたいと思います。
そして、時代が変化したということをおっしゃいます。そして、東京との比較考量ということが有馬先生のお話によってよく分かりました。平成二年度のときのことの時代と今の時代がどう違うか、だから比較考量しなくちゃいけないんだというふうにおっしゃったんですが、私は東京都との比較考量は絶対必要ないというふうに思っていました。
ただ、今、先生が、バブルの時代というか、そういう時代の比較考量だからしなくちゃいけないという意味がよく分かったんですが、例えば、今こんな時代、こんなに経済が疲弊している時代、だからいろいろよく考えなさいということなんですけれども、じゃ政府というのはこんな状況が長くずっと、未来永劫疲弊した状況が続く、続かせるというふうに思っていらっしゃるのかという疑問があります。だから、いい時代にするためにみんな努力をしているのであって、災害とは全然別な問題なんですね。そして、この決議にある内容とも全然、経済の状況というのを一緒に考えるのはおかしいというふうに私は思っています。だから、経済を良くする一つの方向と、一極集中を是正して地方にも同じ、文化でも、そういうものを一緒にするということを全然別の軸で考えていただきたいということを申し上げます。
そして、今、先国会、今国会も都市の再生ということがいろいろ議論になっております。例えば、ビルの上に植栽して温暖化を防ごうとか、樹木を植えてなるべく東京都の温度を下げようとか、そういうことです。大深度法なんて地下鉄の下にまた地下鉄を造ろうじゃないかなんという話だとすれば、東京都の人が本当に喜ぶ法律なんでしょうか。そんな危険なことがこの東京都に行われて東京都の人は果たして喜ばれるんでしょうか。もっともっと安全な東京都を造るべきであり、安全な市民生活ができる都市を造るべきだというふうに思いますので、私は福島県の議員でありますけれども、福島とかそういうことではなしに、この国会決議こそが一番の問題点だということを御指摘をして、終わります。