福本潤一の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。今回は貴重な御意見聞かせていただきました。
先ほどお話ありました、今もありましたけれども、新しい官邸できて、また外務省新館、六百四十七億円使っているんじゃないかというお話もございました。様々な意見のあった中で、これは私はある意味では短期的目標だと思うんですね。短期的目標であるがゆえにこの予算を掛けると。ある意味で長期的な、国家百年の大計としての国会等移転のこの委員会でございますので、そういう意味では、長期的将来、例えば二〇五〇年とか二〇四〇年とかそういうときの目標に定めて、未来世代に対する責任として、東京にこのまま一極集中、また交通渋滞、また地震の問題等々があるから、これに対する対策が必要ではないかということだと思うんです。私もむしろ、石原参考人が国会議員でおられたときに議決された問題に引き続きまして、私、九五年まで学者でございましたので、それ以後の審議の中でこの国会等移転は国会議決に基づいてやらさせていただいているわけでございます。
そういう意味では、今まで、この委員会へ来る前、私も東京十三年おりましたのでふるさとの一つでございますし、また生まれ故郷もふるさとでございますし、東京のふるさとという人がかなり多くなっている時点だろうというふうに現時点思います。そういう中で、今まで思考の惰性があったなと。もう東京に首都が、また国会等三権が集中するのは当然のような惰性の思考の中で考えて国家百年の大計をするわけにはいかないという思いで、そういう意味では、移転される、移転する等々にかかわらない、選挙区も全国比例区でございますので、そういう意味では、そういう立場でお話しさせていただこうと思いますけれども。
今回、災害対策等々に関して一番大きな問題があるんではないかというふうに考えておるわけです。私も、一九六八年、東京へ上京してきたときにかなり地震を、頻発するところだなと思いながら、なおかつ、政治学者でなくて、地震学者で木村政昭さんという三原山の噴火等々も予知していた人ですけれども、二〇〇一年プラスマイナス二年でやはり関東大震災級の大地震は起こりかねないというお話を私は伺っております。
ですので、東京へ来たときには必ず非常時のパックを買い集めるというような生活で東京生活いたしましたけれども、そういう中で、東京の地震対策、方途をどういうふうに今後考えていかれるかということと、これは東京改造をするという一つの新しい考え方あると思いますけれども、この予算、BCレシオ、先ほど言われました費用対効果ですけれども、百兆円は掛かるだろう、五十年以上掛かるだろうというふうに言われておるわけですね。三権の立法、司法、行政、こういうところを移すというところで考えても、試算にもよりますけれども、二兆円で、目標年次立てれば対応できるだろうというふうに言われておるわけでございます。
ですので、そういう災害対策、地震災害の対策、方途についての計画、都市再開発の、また東京改造の方策についての見解をお伺いしたいということと、先ほどから出ております一極集中というものが様々問題になっていくだろうというのが、二千例えば四十年とか二〇五〇年目途に考えると更に起こってくるだろうと思うわけです。
例えば、中国、四国、九州、様々なところございますけれども、そういう中国、四国、九州から見ると、この一極集中によって、関東圏は人口増加がこの年月広がっていったと。ただ、中国、四国、九州は全部人口減少になっておるという現実が具体的に起こっております。もうどの県取り上げても、例えば福岡取り上げてもやはり人口減少というような問題がございますし、日本の歴史考えてみますと、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、それで更に東京というふうに考えてみたときに、江戸・東京時代合わせて、明治維新間に挟んでもう四百年を超えているわけですね。日本最大だったあの平安時代、京都だったときももう四百年以下のそういう年月でございましたので、そういう意味で、一極集中を抑えて、アメリカのニューヨークとワシントンというような二極中心構造を、国の安全管理としても、また日本の将来発展に関しても作っていくという考え方についてどう思われるか。この二点、お伺いしたいと思います。