山崎力の発言 (国際問題に関する調査会)

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○山崎力君 自民党の山崎でございます。
 今日は、今までと違いまして自分なりの意見、これは党というあれではなくて、個人的な意見も踏まえていろいろ考え方を述べ、政府参考人の方にもちょっと参考の意見をお聞かせ願えたらということでございます。
 今回の一連のイスラム世界の勉強、調査を通じまして、やはり非常に難しいなというのが第一印象でございました。キーワードをいろいろ考えてみて、やはり宗教、特に一神教の問題、しかも、キリスト教ですら本当に理解しているかどうか分からぬというところに、それよりも遠い存在のイスラムの考え方をどう理解するか。それからもう一つ、やはり今も、現在も問題になっているパレスチナ絡みの問題、そして石油の問題、この辺がやはり日本とのかかわりでどうしても避けて通れない問題だなというふうに思っております。
 そういった中、それを踏まえまして、私自身、この問題で個人的にいえば、一番どうしても引っ掛かりがあるのは、かつてのいわゆる、何というんでしょうか、日本の新左翼という人たちといわゆるアラブの連帯、PLO時代からの連帯、そういったものの総括がどういうふうにできているんだろうかと。そこのところに対する外交あるいは国民の思い、これは余り意識していない方も多い、一部の人しかそこのところを意識していないかもしれませんけれども、そういったかつての解放戦線グループと今の彼らのいわゆるアルカイーダを中心とした勢力、あるいは現在のパレスチナの勢力、そういったもののつながりがどうなっているのか、その辺を彼ら自身、イスラムの人たち自身どう思っているのかということを踏まえないともう一歩進んでいけないのかなと。
 余りそういった議論、最近聞こえてきません。もう過去のものになったのかもしれませんが、テルアビブの空港で最初の自爆テロ的な攻撃をしたのは我々日本人の同胞でございました。その一人の岡本という人間が一種のヒーローになって、彼一人日本への送還を阻止されたという形もございます。
 そういった中で、外務省、どなたでも結構ですが、その辺のところが今、現状、外交上どのように政府として理解しているのか、そしてまたアラブの、温度差はあったとしても、アラブの人たちがどの程度その問題を今引きずっているのかいないのか、その辺についてちょっと考え方をお聞かせ願えればと思いますが。

発言情報

speech_id: 115414308X00720020424_005

発言者: 山崎力

speaker_id: 7476

日付: 2002-04-24

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会