扇千景の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(扇千景君) 今、北岡議員から基本的な御示唆がございました。私どもは、昨今の次から次に出てくるあらゆる負の面というのをどう取り上げ、またどう解決していくか、私は大変重いものを感じております。特に私が申し上げたいのは、国土交通省に関係しますような公共工事に関するもの、そういう点では、私は特に、今までも指摘されたり、また今回、政党も氏名も言いませんけれども、ある政党を離脱された方の秘書さんが、これは業際という名前は出していいと思いますけれども、その口利き業というのを、最初から口利き業として設立して、一つの知事さん、二人の市長さん、お辞めになるというような大変大きな事態が発覚しております。そしてまた、起訴されております。
そういうことに関しては、本当に私、心を痛めておりますし、また、昨今議題になっております多くの参考人あるいは証人喚問等々の事例を見ましても、政と官の在り方、また公共事業に対する国民の疑惑、そういうものがあってはならないというふうに考えておりますので、私はいろんな地元から選ばれた先生方が地元のために働くという、また地元はこういうことがありますよと私は行政に対して御意見をいただくことは、行政官が全部できるわけじゃないんですから、私は政と官の在り方の中でそういういい御提言はどんどんいただいて私はいいと思うんです。そして、こういう議論の場でも政と官が、自分の地元ではこんないいこともあったよ、こんなことはもっとこうした方がいいよという御提言が公明正大な場所で私は堂々と取り交わされることが私は一番いいことであって、裏で何かがあって、しかもそのなした事業からお金をもらうということだけは、やはり私は国民に政治の信用がなくなる、私は当然のことだろうと思っております。
そういう意味では、私は、信なくば立たずという、それを少なくとも政治信条の一つにしております。国民から信頼され、国民から、ああ、あの政治家は自分たちの地元のこともよく分かってくれているけれども、国のためにもあれは推進してくれたというような、私は大きな意味での国会議員としても、市会議員や県会議員や都会議員ではないんですから、私どもは国会を、国をどうしていくかという国会議員らしい大きな政策によっても私は間違いのない示唆をしていかなければならないし、そこで政と官のありようというものが一体になって初めて国の大きな施策は出てくると信じておりますので、私は政と官の在り方、お互いに節度を持って、けれども公開の場で堂々と論議をすると、論陣を張ると、そして国民の皆様に中身を見ていただくということによって私は新しい政策が国のためにも、ひいては国民のためになるものであると信じておりますので、公共工事等々で後ろ指さされないように、いやが上にも注意をしていきたいと認識しております。