島袋宗康の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○島袋宗康君 私は、国会連絡会の島袋宗康でございます。
今日は三名の先生方、大変貴重な御意見を承りましてありがとうございます。
まず、米倉参考人の方からお伺いします。
米倉参考人は、週刊東洋経済二〇〇一年三月十日号で、「IT革命の進展によって、公共事業等のネット調達や効率的な社会運営がオープンかつフェアに行われるようになれば、日本の高コスト体質は大きく改善される。」と述べておられます。そして、その高コストの一例として成田空港を挙げておられます。つまり、「成田空港は、さまざまな規制や天下り事業団あるいは公共投資の仕組みによって世界でも極めて高コストな国際空港である。」と述べておられます。
そこでお伺いしたいんですけれども、もし米倉参考人が成田空港の高コスト構造を改善する立場に立たれましたらどのようなことをまずなさいますか、お教えいただきたいと思います。
それから、田坂参考人にお伺いします。
我が国の自治体や民間企業がこの米国型インキュベーションの手法の五つの要素を表面的にまねてもベンチャービジネスがなかなか育たない。我が国においては、日本固有の歴史的、社会的諸条件を考慮しつつ、日本独自の方法、ビジネス生態系の形成を促しつつ、ベンチャービジネスの創発を促すという日本型インキュベーションの手法を生み出さなければならない。そして、日本型インキュベーションの手法のポイントは異業種連合を結成することであると先ほども話されておりました。この論を展開されておりますけれども、最後に民間主導ということを強調されて、政府が新しい産業を育成してくれるという幻想を捨てなければならないと結んでおられます。
誠にごもっともなことで同感いたしますけれども、一方では、政府の役割は一体何なのかという疑問が生じてまいりますが、田坂参考人はその辺のところについてお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。
次に、高柳先生にお願いします。
放送番組を文化資産としてとらえる考え方が法制度的側面でも事業者や市民の意識の面でもまだ成熟していない日本とアメリカの違いを指摘されております。そして、そこには著作権などの諸権利を始めとする非常に複雑な問題や日本のドネーション文化の税制の違いなどを始め、かなり奥深い問題があると言っておられますけれども、アメリカ流でない日本型のベンチャー育成の在り方に対する高柳先生の御意見を承りたいと思います。
よろしくお願いします。