山下英利の発言 (財政金融委員会)

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○山下英利君 ありがとうございます。分社化のところの考え方の尾辻副大臣のお考え方、私も同感であります。
 ただ、一方では、今回のこの措置に対して、中に措置はされておりますけれども、例えば企業の合併あるいは統合、こういったMアンドAの場合に、赤字の会社を外から買ってきてグループに入れて、それで全体としての税負担を抑えるというようなところも企業行動として出てくる話でございますので、新しい、新子会社に対する対応というのもこの今回の法案の中に盛り込まれているということもあります。
 ただ、今後は、やはり企業の事業再編を促すという意味におきましては、例えばMアンドAの場合に、新しい会社を作って、そこへいわゆる営業権、事業を移したときに、その会社をグループに入れて育てるという場合は必ずしも、内容はこれから育てる会社でございますから、それに対する税制面での配慮というのも考えていかなければ、このいわゆる事業再編、企業の活性化というものに対して更なる御尽力をいただきたいなと思う点であります。ですから、中から分ける部分と、それから外から入れてくるという部分と、両方をやはり考えてこれを運用していくことはより柔軟でしかも効果のあるものではないかなと、そのように思っておる次第であります。
 この連結納税制度を考えますと、先ほどの御説明の中でありましたけれども、従来は一つの企業、それぞれの企業が単体という枠組みの中から、大きなグループという形で一つの企業体を考えると、要するにこれは言ってみればアメリカ型の考え方だというふうに私は思っています。したがって、税が発生するというのは、グループ外との取引が発生した時点で税が掛かる、あくまでもグループの中では損益通算という形で税負担を一つにまとめて考えるという、いわゆるアメリカ型と考えてよろしいんでしょうか。

発言情報

speech_id: 115414370X02020020611_014

発言者: 山下英利

speaker_id: 3561

日付: 2002-06-11

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会