中島啓雄の発言 (財政金融委員会)

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○中島啓雄君 ありがとうございました。
 貸出しの問題が一つでございますし、もう一つの側面は物価の問題だと思います。
 日銀法でも、日本銀行の使命として、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展を図るということが述べられているわけでございますが、残念ながら、物価という面で見ても、デフレ解消への展望というのが余り見えてこない。消費者物価指数では、ここ数か月、対前月比では若干のプラスということでございましょうけれども、相変わらず対前年ではマイナス一%前後であると。卸売物価についても同様なことになっていると思います。
 やはり、日本銀行の政策としても、あるいは政府と一体になってということかと思いますけれども、このデフレ解消ということは重大な問題でありますので、先日の総裁の概要説明の中では、「当面、物価は緩やかな下落傾向をたどるものと見られます。」と。確かに、客観的にはそうかもしれませんが、もう少し日銀としての積極的な姿勢というものが見られてもいいのではないかという気がいたします。
 政策委員会のいろいろな御議論の中で、当座預金残高を二十兆ぐらいにしたらどうかとか、あるいは外債の購入をしたらどうかとか、そういうような御提案もあったようでございますが、もう少し積極的な対策ということを今後考えられるかどうか、その辺についてお聞かせいただければと思います。

発言情報

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発言者: 中島啓雄

speaker_id: 15529

日付: 2002-07-11

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会