武部勤の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(武部勤君) そのことは、この食の問題におきましても、今後いわゆるリスク分析という考え方で、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションというものをいかに組み合わせていくかということだと、かように思います。
 また、具体的には、このトレーサビリティーも、私ども当初は、この個体識別システムの問題も屠場までと、こういうことで構築しようとしておりましたけれども、やっぱりこれは農場から食卓までに挑戦しなくちゃいけないと、このように思って、そういう方向で今検討させております。言わば検討の見直しをさせております。
 この際に、やはりリスクのコストですね、だれがどのように負担をしていくかということは非常に重要な問題だと、私はかように認識しておりまして、このことについては率直に生産者の皆さんや消費者の皆さん方や関係する皆さん方に御相談を申し上げなければならないと、そういう大事な課題だと。その際に、行政がどのように負担していくかということも含めて検討を要する大事な問題だと、このように思っています。
 長い答弁はしないようにいたしますが、もう一つ、私は今のお話で念頭にどうしても残るのは、規制を強化すれば安全は守られるのかということが一つあります。ゼロリスクにするということは一番安全なんでしょうけれども、それが本当にできるのかと。それは、規制をうんと強化すれば物すごいコストが掛かる。そこで、そのことも念頭に置いて、適正なリスク管理とリスクに対するコスト負担、これをどう考えていくかというのは非常に大事な課題だと、このように思っております。

発言情報

speech_id: 115415007X00420020328_025

発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-03-28

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会