武部勤の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(武部勤君) BSEについては、先生も御存じと思いますけれども、生体検査というのは外見上の検査しかできないんですね。BSEに感染しているかしていないかというのは、生きている牛はできないんです。
疑似患畜を何で殺処分するかというのは、これは、BSE検査をして、言わば疑似患畜として認められた牛が全部陰性であれば、我が国の学術的なデータといいますか、BSEに関するサーベイランスのデータの蓄積になるわけなんです。ですから、この殺処分した牛は正に検体として使っているわけです。
しかし、検査だとか学術的な研究というのは、生きている牛ですね、しかも同居牛の中で生年月日が近いものをなぜ別扱いしたかというのは、これからこの牛が生きたまま何か症状が出てくるのか、神経症状が出てくるのか、そういったことを調べるといいますか検査、調査するということでありまして、これは全部、殺処分した牛も検体を取ってBSEを検査して、これが、中には陽性というものが出れば、やっぱり同居牛というものが、同じえさを食べていたというものに感染する可能性が高いとか低いとか、今までは、三頭目までは全部殺処分して検査して陰性なんですね。それだけじゃデータが足りないからといって死亡牛ですね、ヨーロッパやイギリスの例を見ますと死亡牛の方が確率が高いものですから、これを更に二十四か月以上、できるだけ早く、今日、衆議院の方ではBSE法案通していただきましたけれども、議員立法で委員会で可決されましたけれども、そういうようなことでありまして、私どもとしては、できるだけ数多くのデータを得た上で、それで自信を持って、OIE、国際機関に対して、日本はこれだけのサーベイランスをやってこれだけのデータを持っていて全部陰性ですよ、だから何も同居していたからといって殺さなくていいじゃないですかと。我々としては、これは廃用になるまで、高齢牛として出荷されるまではきちっとそのまま、今まで同様に飼育することにしましたと、そういうことを堂々と言えるにはまだまだ蓄積が足らないということでありまして、猿払の方も、何で牛肉、牛乳・乳製品は大丈夫だというのに、同居していたからといっただけで殺すんだ、かわいそうじゃないか、今まで家族同様に飼っていたのにと。それはもう本当に忍びないんですよ、我々も。しかし、やっぱりデータをきちっとまとめるということが今一番大事なことじゃないかと、こう思って、そのような対処をしているわけでございます。