武部勤の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(武部勤君) BSEの発生以降、BSEの清浄化に向けた全頭検査及び感染経路の遮断を行ってまいりました。また、国民生活や関係事業者への影響の緩和のための各般にわたるBSE対策を講じてきたところでございます。
 最近の食肉の消費動向、関係事業者の経営の状況などを踏まえますと、十四年度においても必要なBSE対策を講ずる必要がまだあるということで、具体的には、BSEマル緊事業の継続や肉用子牛生産者補給金、それから子牛生産拡大奨励金、通常マル緊事業に月別支払の仕組みの導入、BSEの影響の長期化に対応した新たな運転資金の創設、牛肉の一層の消費拡大対策、肉骨粉の焼却対策等を講じてきているところでございます。
 なお、これらの実施に当たりましては、引き続き、消費者の視点に立った正確な情報提供等による牛肉の一層の消費拡大、セメント工場における焼却等による肉骨粉の焼却の推進、老経産牛の流通の円滑化について更に努力が必要と考えておりまして、関連対策の実施について着実にその推進に努めてまいらなければならないと、このように思っております。
 死亡牛検査については、できる限り早急に二十四か月齢以上の牛全頭の検査が開始できるように、化製業者を含め関係団体等にも参加していただきまして検討を進めているところでございますが、都道府県における検査体制の構築に向けた取組を推進してまいりたいと、かように考えております。
 今般、BSE法案が与野党の皆さん方の大変な御努力によりまして成立へ向けて、衆議院においてはもう既に可決しているわけでございまして、この参議院においても御議論いただくという予定でございますが、これまで立法府における真摯な御努力に敬意を表したいと、このように思います。
 同時に、今、委員が正にこの時点で総括をする必要があるのではないかというようなお話がございました。ただいまも肉骨粉の取扱い等についての議論がございましたけれども、私どもは、やはり国民主権ということを基本に、納税者の立場ということをやっぱり真剣に考えながら、そして基本はやっぱり食の安全、消費者の視点に立って、生産者及び流通、外食産業等の方々の御意見をしっかり受け止めながら、このBSE対策についてやはり総点検していくという必要があると思います。今まではどちらかというと予防原則ということも踏まえて科学的に見てどうなのかというようなことも念には念を入れていろんなこともやってまいりました。このことについては私は誤りなかったと、このように考えておりますが、BSE新法を踏まえまして、食の安全確保、消費者の方々の不安の解消に努めると同時に、この事業についてもやはり一つ一つ、これまでのとおりでいいんだということではなくて、どこをどのように改めていくべきなのか、考えをいつの時点で新たな方向付けをしていくかということについても慎重かつ幅広い意見を求めてやっていく必要があると、こういうふうに考えております。

発言情報

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発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-06-04

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会