有村治子の発言 (文教科学委員会)

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○有村治子君 ありがとうございます。
 私も初めて、昨日、事例集を見させていただきました。二百六十円でしたか、非常にお安い値段で、非常に充実した冊子だなというふうに思ったんですが、ここで懸念になるのが、どこにそれが配られるか、だれが買うか、どこで手に入るのかというところで、やっと値段を下げていただいた、皆さんが買えるようないい、すばらしい事例になっていると私自身も思いましたので、是非、頒布先あるいは活用、どうされるのかということを考えてこれから活用しやすいところに置いていただきたいと存じます。
 そして、やはり私は、体験学習に私が期待するものというのは、本物、まがいものとか偽物とか何々風とかっていうんじゃなくて、本物と触れ合う機会。例えば、実際にエベレストに登頂した人と話すとか、本物の狂言とか、本物のオーケストラとか、茶道を学ぶとか、本物の映画監督に話を聞いてみるとか、そういう本物と接する、地域の伝統文化を活用するということが大事だと私自身も思っておりますが、現場の先生方が実際にこのような方々との直の人脈を持っていない場合に、事例が、本当に事例集が活用できる、あるいは、この人とコンタクトを取りたいんだけれどもというときに、やはり現場の先生方をサポートするような体制をより充実させていただきたいと存じます。
 それから、正解答は一つあるいは正解答は一つしかないという思い込みから私たち多くの日本人がそろそろ脱却すべきときに来ているんじゃないかと私自身は思っているんですが、その意味で総合学習の時間は物事に対する多面的な評価とか複眼的思考、多様な意見を尊重することなどを学ぶ良い機会だと私は期待しているんですが、こう思っていてよろしいでしょうか。

発言情報

speech_id: 115415104X00320020320_012

発言者: 有村治子

speaker_id: 22113

日付: 2002-03-20

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会