松谷蒼一郎の発言 (本会議)
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○松谷蒼一郎君 私は、自由民主党・保守党、公明党を代表いたしまして、さきに提出をされました小泉内閣総理大臣に対する問責決議案に対して、断固反対する討論を行うものであります。(拍手)
今国会において、改革断行予算、郵政四法や健康保険法の一部改正法等、多くの重要法案が成立をいたしました。いずれも一内閣一つの仕事に値する改革のための重要法案であり、大きな前進であります。
このことは、総理が構造改革の道筋を明確に示され、改革が着実に進みつつあることを正に物語るもので、野党諸君に理解していただけないのは誠に残念至極であります。
最近、内閣支持率は上昇し、五〇%台に乗る世論調査も見られるようになりました。正にこのことが改革が成果を上げつつあることの証明ではありませんか。野党よりも国民が理解を示しているのであります。
小泉総理は、国民と痛みを分かち合うため、特殊法人について、十七法人の廃止を始め四十五法人の民営化、一兆円の経費削減等により歴代内閣がなし得なかった大改革を断行しつつあります。
また、財政予算面では、十四年度予算において国債発行を三十兆円に抑制し、五兆円を削減し、二兆円を重点分野に配分する等、改革断行予算を執行しつつあります。
株価低迷の中、三月金融危機等が声高に叫ばれていましたが、総理は、構造改革なくして成長なしの一貫した大方針の下、規制改革や重点七分野等へ対策の積極的展開がなされ、五月の月例経済報告において景気は底入れしていると判断するに至り、景況感も大幅に改善してまいりました。
このように、構造改革と景気の回復の両立という難しい課題に総理は不退転の決意で取り組んでこられました。
総理は、かねてよりデフレ阻止に強い決意で臨み、金融危機を起こさないためあらゆる手段を講ずると言明されており、先般、第二次デフレ対策を打ち出され、この二十六日には、総理は、経済の最近の動向を踏まえて、経済活性化のために一兆円を上回る先行減税を明確に打ち出されています。
我々与党も政府とともに、内外の経済動向を細心の注意をもって監視して、経済の危機管理に備えつつあります。いたずらに国民の不安をあおるような論調は、景気動向に悪影響を与え、景気を失速させるものであります。
構造改革と景気回復の両立は我が国の再生のために避けて通ることのできない大命題であります。
今こそ二十一世紀の発展の基礎を作るため政治の真価を最大限発揮すべきときであり、そのためには、政治の混乱や空白は一刻も許される状況では決してありません。
外務省や政治家の不祥事の続発により失墜した行政や政治の信頼の回復について、引き続き気を引き締めながら真剣に取り組んでいかねばならないことは言うまでもないことであります。
小泉総理は、政治と金の問題等についてその改革に強い姿勢で臨まれてきました。今国会で、改正あっせん利得処罰法や入札談合防止法等、緊急に対処すべき対策法の成立を見ました。正に総理のリーダーシップによるところであります。
我が自民党も、有識者の意見等を踏まえつつ、政治資金の在り方等政界浄化の対策に真剣に取り組んでいるところであります。
国民の信頼を大きく裏切った外務省をめぐる一連の不祥事等については、総理のリーダーシップの下で出直し改革を断行し、緊急な課題が山積する外交を本格的に推進する体制を早急に確立するべく今正に実行しつつあるところであります。
以上、確実に改革のための諸政策を実現しつつある小泉総理に対して問責決議案を提出する野党諸君の対応に対しては、全く理解に苦しむところであり、反対のための反対にすぎないものと断ぜざるを得ません。
総理問責決議案に対し、良識ある方の一人でも多くの反対票が投じられるよう強く訴えるとともに、与党が一致結束して小泉内閣を支持することを改めて申し上げ、問責決議に対する私の反対討論を終わります。(拍手)