村井仁の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(村井仁君) 全くおっしゃるとおりでございまして、先ほども二百七十三万六千件という数字を申しましたけれども、これは例えば自転車を盗んだとかいうようなものも含まれます。殺人も一件として含まれます。
そういう意味で、今御指摘のように、主要な罪種と申しましょうか、そういうものについて申しますと、殺人でございますが、これは十数年、大体千三百件程度で前後しておりまして、余り大きな変化が認められない。
強盗でございますが、これは平成十三年中の認知件数六千四百件でございまして、これは五年前と比べまして二・三倍ということでございまして、明らかに悪化しているという典型的なケースだと思います。
それから、いわゆる侵入盗と申しまして、こそ泥も含めるわけでございますが、これの認知件数が十三年中三十万三千七百件。平成九年に比べまして三七%の増、五年前に比べまして三七%の増ということでございます。
それから、今ピッキングという例を委員御指摘になりましたが、いわゆる錠をひそかに解錠するピッキングという特殊な技法でございますが、これでやります侵入盗でございますが、これは統計が比較的最近のものしか分かりません。ただ、平成十二年に非常に顕著になってまいりまして、約三万件全国で確認されております。ただ、警視庁等を中心にしまして、例えば錠を替えていただくとかいろいろ対応しました結果、これ、また平成十三年には激減しまして二万件に一応落ちておりますが、非常に大きな問題は、これが地方へ拡散している点でございます。今まで東京とか神奈川とかそこに集中しておりましたのが地方へ拡散している、非常に問題だと思っております。
それからもう一つ、ひったくりでございますけれども、これは正に公共空間において全く普通に行動しておられる方の財物を奪うという非常に物騒なものでございます。あわせまして、例えば、この結果けがが起こるというようなことも間々あるわけでございますが、これが平成十三年中五万八百件。何と五年前に比べますと二倍になっておるということでございまして、いわゆる公共空間における治安の悪化ということに私ども非常な懸念を持っておるものでございます。