鴨下一郎の発言 (厚生労働委員会)

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○鴨下副大臣 おはようございます。熊代委員におかれましては、副大臣を利用していただきましてまことにありがとうございます。
 ただいまいろいろと高い見地からのお考えを拝聴しましたけれども、五・四%の高い水準で完全失業率が推移している、この問題につきまして、今の現状、そしてどう認識しているかというようなことについてお答えをさせていただきます。
 特に、今、九月の完全失業率は五・四%でありまして、五カ月連続で同水準となっている。これは極めて厳しい状況だろうと思います。
 特に、男女で考えますと、男性は五・八%、平成十三年の十二月以来九カ月ぶりに過去最高水準の失業率を記録しているということ、女性につきましては、若干低下して四・九%になりまして、本年四月の四・九%以来、五カ月ぶりに四%台となったわけでございます。
 この男性の失業率が上昇した理由は、非自発的理由による離職者が中高年層を中心に増加したこと。これは極めて憂慮すべきことだろうと思います。
 それから、女性の失業率が低下した理由は、若年層を中心に自発的理由による離職者が減少したこと。これは、やはり今の就職状況が非常に厳しいということで、なかなかほかのところに移るという決断ができないということも大きな理由になっているんだろうと思います。
 一方、九月の有効求人倍率につきましては、〇・五五倍と、七月、八月の〇・五四倍から若干上昇しておりまして、これは、有効求人が対前月比で一・九%増加、有効求職者は対前月比で〇・三%の増加ということでこういう結果になっている、こういうふうに解釈をしております。
 主要産業別では、建設業を除き、製造業、サービス業、運輸・通信、卸売・小売、飲食店で若干の増加になっているわけでありまして、こういうようなことを総括いたしますと、有効求人倍率は若干改善しているものの、完全失業率が依然として非常に高い水準で推移している。
 先ほど熊代委員がおっしゃいましたように、これから総合デフレ対策を含めてさまざまな不良債権処理がスピードを加速していこうというようなことでありますから、こういうようなこと、さらにアメリカ経済等の先行き懸念、それから、もちろんそのことを受けての日本の株価の下落等、非常に厳しい状況が続いておりまして、場合によると我が国の最終需要がさらに下押しされる、こういうような懸念もある。
 こういうような状況で、非常に雇用情勢は今後も厳しい状況、さらに厳しくなっていく、こういうようなことを厚生労働省としては考えております。

発言情報

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発言者: 鴨下一郎

speaker_id: 30370

日付: 2002-11-01

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会