小川勝也の発言 (環境委員会)

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○小川勝也君 私たちの大きなテーマだろうというふうに思います。
 今も段本委員の方の最後のお話から、人間というのは便利さを知ってしまったらなかなか後戻りできないと、これが強く大きな命題だろうというふうに思っています。何とかこの経済の発展を維持しながら、あるいは成長も続けながら環境を守ったりあるいは取り戻したりできないだろうか、これが私たちの思いだったろうというふうに思います。正に、この環境省の前、環境庁ができたいきさつもそんな観点だったのかなというふうに思っています。この環境委員会の様々なペーパーにも、環境及び公害問題に関する調査、これは二十一世紀になってもこの問題があるいは文言が躍っています。
 環境庁が設置されたときというのは、高度経済成長、工業、工場から様々なそのマイナス要因が出てきて、それをクリアにしていかないと物質的な豊かさや経済成長や発展が遂げられないだろうと、これを何とか解決する役所として環境庁に担ってもらいたいと、そんな思いだったろうというふうに思います。
 ということは、成長するために、工業を繁栄させるために環境の役割があるんだというのが設置の理由だったろうというふうに思うわけでありますが、私が考えるには、今、地球環境の問題あるいは一国にとどまらない問題というのが多々あります。地球というキャパシティーが決まっている星にみんなが暮らしているということを考え合わせると、与えられた条件の中で我々は経済活動をしなきゃいけない。経済あるいは発展ということに、もうそこに特権階級としての要因はないんではないかと私は思うわけであります。その与えられた条件の中でできる活動をする、それが二十一世紀の経済に求められている、そんなことを私は考えるわけであります。
 そして、あたかも、環境庁から環境省になりました。これはいろんな方々の様々な思いがあったと思います。ここにも歴代の長官がおられますけれども、やはり省になった方がいいなというふうな思いをずっと持っておられたんじゃないかなというふうに思います。
 ですから、これは私だけが考えていることかもしれませんけれども、環境庁が環境省になったということはその環境行政の役割というのが大きく転換を遂げなければいけない、その証左だろうというふうに私は考えるわけでありますけれども、環境大臣としてのその辺のお考えをお伺いをしたいと思います。

発言情報

speech_id: 115514006X00220021107_038

発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2002-11-07

院: 参議院

会議名: 環境委員会