平沼赳夫の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(平沼赳夫君) この二点は非常に私も重要だと思っておりまして、確かに日本の場合には土地担保主義と、こういう形で、今、さなきだに資産デフレと、こういう形でそれを加速することにもつながっています。
 昔の日本の銀行をいろいろ調べてみますと、必ずしも土地担保でなくて、例えば住友の中興の祖と言われている、戦前の大蔵大臣なんかなすった小倉正恒という方が銀行マンであったときは、これは極端な話だと思いますけれども、経営者の目の色を見てお金を貸したと。こういうことで、やっぱりその事業内容と、そして意欲と能力というのをよく見て、そして非常に名銀行家と言われたと、こういうふうに言われていますけれども、目の色というけれども、そこまで極端にいく必要はありませんけれども、やっぱりこの土地担保主義というものはそろそろ変革をして、事業内容ですとか、それからその経営者の意欲ですとか、それからそのサポートする体制だとか、そういったことを着目をしてやっていくということは私は非常に重要なことでございまして、そういう意味でも、実はこれは新規に企業を起こす、そういったところに、事業計画に着目してこういう法案を昨年の秋に出させていただいたと、こういうことでございます。
 それから、個人のいわゆる保証の問題についてお話がありました。
 これはもうお調べになっておられるということですからよくお分かりだと思いますけれども、アメリカでも個人保証というのはやっぱりあるわけですけれども、しかし日本とはもう全然程度が違うわけでございまして、日本の場合には、もうこの個人保証によって、結局家の子郎党全部身ぐるみはがれてしまうと。そこで、今法務省と一生懸命やっておりますのは、やっぱりこの個人保証の部分を少なくともアメリカ並みに軽くしなきゃいけない。今の場合には、とにかく仏壇一つしか残らないというような、二十一万円と仏壇一つというような感じでありますから、そうじゃなくて、やはり再起ができるような、そういったものはやっぱり担保する。ですから、自由財産の範囲というものをやっぱりもう少しちゃんと拡大をするというようなことで、今これ一生懸命に審議会でも詰めていただいております。ですから、そういう形でこの個人保証の面も、私は直嶋先生言われるとおりだと思っておりまして、そういう努力も私どもさせていただきたいと、こういうふうに思っております。

発言情報

speech_id: 115514080X00320021107_025

発言者: 平沼赳夫

speaker_id: 2022

日付: 2002-11-07

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会