吉川元偉の発言 (国際問題に関する調査会)
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○政府参考人(吉川元偉君) ありがとうございます。ODAの観点から、アフガニスタンと東チモールにつきまして簡単に補足させていただきたいと思います。
まず、アフガニスタンですが、私も今年の一月にアフガニスタン、カブールとヘラートに行ってまいりました。そのときに、今御説明ございましたが、カブールにある放送局、これは一九七〇年代に日本が施設を建て技術者を送り込んだ、そういうところですが、これがまだ古い機械のまま保存されておりました。
タリバーン時代というのは放送が禁止されておりましたから、新しい政権になってそれを始めようということで、日本はそのためにNHKの協力も得て機材と技術協力を始めております。六月にはロヤ・ジルガというあそこの部族の会議があって、憲法が決まりました。この際も、カブールで行われたこのロヤ・ジルガの模様を日本の協力によりまして地方都市でテレビの画像で見れる、そういうことをやりました。
これは、いずれも先生が御指摘になった予防外交という観点では大変大きな成果を上げたものだと思いますし、先ほど政務官の冒頭の発言にありましたように、ODAというものを地域の安定に使っていこうという観点であります。
東チモールにおいては、人口が八十万という大変狭い地域ですし、電話回線は破壊され、電話が戻る前に携帯電話の普及が非常な勢いで動いております。ですから、そういう意味ではITのインフラはアフガン以上には進んでおります。
いずれも、これからポテンシャルの非常に高い国だと思いますので、先方政府の要望を聞きながら、この面では日本の協力というものが先方政府に直接目立ついい援助だと思いますので、積極的に進めていきたいというふうに考えております。