竹中平蔵の発言 (財政金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(竹中平蔵君) ペイオフの問題に関しましては、先ほどの御答弁と一部ダブるかもしれませんけれども、基本的には、我々にとってまず最も重要な政策の基本、総理がおっしゃる幹の部分というのは、不良債権の問題をきっちりと解決を付けることによって経済の活性化を図ることであるというふうに思っております。
昨年の骨太方針以来、この不良債権処理の問題というのは構造改革の一丁目一番地であるという位置付けを与えてまいりました。今般、その問題を更によりハードルを高くするといいますか、目標を高めて、十六年度末までに終結させるという目標を掲げたわけで、それに合わせて、その過程で生ずるかもしれない様々なやはり不安や混乱は避けたい。国民の不安、それと中小企業の金融に支障が生じないように、そうした観点から、その過程においてペイオフを延期するということを決断したわけであります。
繰り返し申し上げますが、政策というのは幾つもの側面を持っております。私たちにとって一番重要なこのいわゆる幹の部分ないしは幹に近い部分というのはこの不良債権問題を解決していくということであって、ここは何ら変えていない。その意味では、これは言葉の問題だというふうに言われるかもしれませんが、そこはやはり強化といいますか、不良債権問題を処理するという幹の部分に関しては目標を高めて強くしているのだというふうに思っております。
その過程で、繰り返しになりますが、無用の混乱を避けるためにペイオフに関しては延期をさせていただくということにしたい、その方向に向けて、しかし日本の経済を安定化させて金融も強くしていきたいというふうに考えている次第でございます。