竹中平蔵の発言 (財政金融委員会)

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○国務大臣(竹中平蔵君) 不良債権問題の解決ということを言う場合に、想定されるやはり幾つかの段階があるのだと思います。その段階の問題と、それともう一つは、やはりこの一年、過去一年半、二年ぐらいの間に、これは当初予想できなかったような世界経済の悪化があったという点も、これは両方考えなければいけない要素であるかと思います。
 申し上げたいことは、解決の段階というふうに申し上げましたが、世界経済が悪化する中で、これまで金融庁は、そして柳澤前大臣は、やはり危機を回避するために非常に多くの労力を割いてこられたというふうに思います。その危機の回避という点では、これまでの政策はそれなりの効果を上げてきたというふうに思います。
 しかし、そうした中で、世界の経済がより厳しい環境に直面している中で、総理は今回は終結させるということをおっしゃったわけでありますから、この終結というのはやはり危機を回避する、問題を生じさせないという意味を更に踏み込んで、本当にこれでもう終わりにしようではないかと。繰り返し申し上げていますが、その意味では目標、ハードルをより高いところに置いた、より強い、強固な金融システムを作りたいんだというところに置いたと。そういう意思決定の中で今回のペイオフの延期という一つの手段が取られたというふうに御認識を賜りたいと思います。

発言情報

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発言者: 竹中平蔵

speaker_id: 23089

日付: 2002-11-28

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会