岡崎トミ子の発言 (内閣委員会)
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○岡崎トミ子君 官房長官、御苦労さまでございます。
先日の所信の発言の中で、「小泉内閣は、発足以来、聖域なき構造改革の断行に取り組んできた」とおっしゃいました。確かに、小泉内閣発足から一年半、この間に新しい経済政策が十本策定されておりますけれども、その間、経済情勢はますます厳しくなっております。そして、今回のデフレ対策でありますけれども、この発表に至る経緯にも表われておりますけれども、小泉改革は一体何を目指しているのか、そのビジョンが明確でありません。例えば、金融危機管理策についても骨抜きにされた内容になっておりますが、そこに至るまでには、与党の議員と銀行業界一緒になって、金融担当大臣に対して強い圧力を掛けました。
本来、国民の生活の安定化ということが大目標でなければいけません。大銀行の利害が優先されているという状況について国民も納得しない状況です。今朝の新聞でも、デフレ対策に関して国民は期待できないというのが八三%になっておりました。そして、ずっと必要性が言われ続けておりました不良債権処理をここまで引き延ばしてきたからこそ、改革の痛みが大きくなっているわけなんですけれども、これは本当は責任を負うべきは与党の政治家と銀行業界だと思いますけれども、自らその責任をずっと棚上げにしてきていたというふうに思います。で、やっと出てきた方針なわけなんですけれども、それが骨抜きになっているわけですね。もう政官業の在り方に改めて疑問を抱かせるというふうに思います。
それを見ながら小泉総理は何もしていない。これは昨日のテレビだったでしょうか、総理のリーダーシップを発揮していない、五八%というふうになっておりましたけれども、そんな目で国民は見ているわけなんですが、一番責任を負うべき人たちの利害が守られて、国民に痛みが押し寄せ、押し付けられる。小泉改革というのは一体だれのための改革なのか、福田官房長官と竹中大臣と、両方にお聞きしたいと思います。