畑中寛の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(畑中寛君) 先日は、私どものところに委員長始め大勢の先生方がおいでくださいまして、誠にありがとうございました。
 お尋ねの件でございますけれども、ただいま御審議中の法案が成立しましたならば、私どもは、海洋水産資源開発センターと日本栽培漁業協会という二つの機関と統合することとなっております。この二つの機関は水産業に直結する技術開発を担っている機関でございます。そういうことで、私どもは、これから水産に関する基礎的な調査研究から生産現場に直結するような技術開発に至る幅広いところを一貫して扱う体制を作ることとなります。
 例えば、私どもは、今まで水産魚介類に対する生態学的な知見を蓄積してまいりましたし、資源評価等を多くの魚種について実施してまいりました。このような知見と海洋水産資源開発センターが培ってまいりました生産現場にかかわるような技術開発、特に漁労技術の実証化等のところと組み合わせることによりまして、例えば私どもが、漁業者がねらいとする魚種だけを選択的に漁獲したり、あるいは小型魚は漁獲しないといった選択的漁法の開発等が期待されるところでございます。
 それからまた、私どもは、水産魚介類に対する生理学的な知見ですとか遺伝学的な知見を蓄積してまいりましたけれども、日本栽培漁業協会が持っております種苗の大量生産技術ですとか、放流実証化判定技術等を組み合わせることによりまして、低水準にあります水産資源を効果的に回復するように向けた放流技術の開発ですとか、あるいは魚介類の疾病防除のための薬剤の投与技術ですとか、それからまた養殖環境をクリーンに保つための環境制御技術といったものの開発が期待されるところでございます。
 このような統合を契機にいたしまして、私どもは、水産業の健全な発展に貢献できるよう、研究業務を効率化し、内容を充実していきたいと考えているところでございます。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 畑中寛

speaker_id: 2811

日付: 2002-11-26

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会