日笠勝之の発言 (農林水産委員会)
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○日笠勝之君 是非、参議院の法務委員会の附帯決議で採択されているわけでございますから、これは法務委員会で、農水委員会、農水委員会といいましょうか農水省は関係ないというわけにはいかぬと思いますので、その点重々ひとつよろしく対応方、お願い申し上げておきたいと思います。
さて、あと個別の法人につきまして何点かお伺いをしたいと思います。
これは通告していないかと思いますが、失礼の段があったらお許しいただきたいと思います。
最近、この半年と言っていいでしょうか、会計検査院の方もいろいろ検査をピッチを上げてされておる関係上、新聞報道で目立つだろうと。特に私の読む新聞には、何か農畜産業振興事業団に関する会計検査院の指摘が多いような気がいたしますね。
例えば、七月には、全頭検査前の解体牛肉の冷凍保管事業で、冷凍による品質劣化を補てんするための補助金、これが不要とするものが五六・八%ですか、サンプル検査だそうでございますが、あったと指摘をされております。推計、助成金四十六億円のうち二十六億円が不要ではなかったのか、これは会計検査院がそう指摘したという報道でございます。
それから、十月になりますと、同じく農畜産振興事業団に関係もあることでございますが、家畜のふん尿処理施設から汚水漏れ続出と、国の補助金三億円が有効に使われていないと二法人が指摘されたと、二法人。そのうちの一つが農畜産振興事業団だと、こういうふうな指摘もございます。
それからさらに、十一月になってきますと、牛の耳に、耳標ですか、耳の何か黄色だとか赤のいろいろ数字が入ったものを付けていますね、牛が。その耳標を取り付ける、牛のまあ総背番号制というんでしょうか、トレーサビリティーのことかもしれませんが、のための事業が、耳標装着器の半数が不必要であったことが、すなわち過大調達であったことが不当と指摘をされた、九千万円の返還を求めると、こういうふうに新聞に出ておりました。
さらに、同じく国産牛肉を市場から隔離して冷凍保管する事業で、事業団を通じて支出された国の補助金が業者に渡っているかどうかの確認システムがないと、一部が業界団体に滞っている可能性があると同じく指摘をしたと。
さらに、このような報道もございます。BSE対策で経営難に陥った畜産農家に、飼料ですね、えさ、飼料費補てんの国の補助金が、対象でない死んだ牛などまで含んで交付しておったと。これは金額は小さかったんですが、五百万円の不当支出だということで返納を求めている。
どうなんですかね。次から次に何かねらい撃ちみたいに、農畜産業振興事業団がこのように会計検査院から不当支出だとか返納を求めるとか、また改善方を求められるとか、このようなことが新聞報道されて国民の多く知るところとなっておるわけでございます。
その農畜産業振興事業団が今度独立行政法人で機構という名前に変わるわけでございますけれども、さあ大臣、このようないろんな指摘をされておる事業団、ここで新しく独立行政法人化になるには、中身をきちっと精査をした上で、きれいな形で機構に渡さないと国民に申し訳ないと思うんですよ。ただし、職員数も、本年四月一日現在でも百六十九人、突然のBSE、去年の八月でしたかね、騒動で職員の方も本当に大変な事業量、仕事ということでは私も理解をしているつもりでございますが、しかし、事これは国民の税金だという、血税だという、こういうことを考えますと、是非ひとつこの際きちっとこの対応方をした上で新しく独立行政法人化へ向けていくと、こういうふうに大臣がこれは指揮監督をまずすべきではなかろうかと、このように思いますが、いかがでございましょうか。