2003-06-25
衆議院
小泉純一郎
イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
小泉純一郎の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○小泉内閣総理大臣 中東和平、どのように結びつけるか、これは長年の懸案であります。
イスラエル、パレスチナ、これは過去をたどれば、それぞれ複雑な事情を抱えておりますので一言では言えませんが、この中東和平なくして中東に安定した平和はないのではないか。そういうことから、世界各国がこの中東和平にも関心を注ぐべきだ。もちろん、イラクの復興も重要であります。イラクの復興とは別に、以前からこのイスラエル、パレスチナをめぐる紛争は絶え間がなかったわけでありますので、イラク復興支援のみならず、今後も日本としては側面から、中東和平へ道を探るべく、国際社会と協力しながら、日本としてできることを考えていかなきゃならないと思っております。
特に、我々は、石油は金さえ出せば安く手に入るという時代が、三十年ぐらい前までは続いていたんですね。ところが、昭和四十八年のイスラエルとアラブの第四次中東戦争を契機に、石油の値段が四倍、五倍にはね上がった。金を出しても安易に買えるような状況でなくなった。そこで初めて油断という言葉も思い出したぐらい、油が断たれるとこんなにひどいものかということを思い出したぐらい、中東問題にも関心を持たなきゃいけないと。ちょうど私が初めて当選してきた年に第四次中東戦争が勃発して、狂乱物価、インフレ状態が続いたわけであります。
でありますので、日本としても、この中東情勢に無関心ではいられない。特に、日本が九割近く、エネルギー資源、石油資源、中東に頼っているということを考えますと、私は、非軍事的な面での中東に対する日本のかかわり方、非常に重要でありますので、イスラム諸国、アラブ諸国との友好関係も大事にしながら、日本として今後、何が必要か、また何ができるかということを真剣に検討していく必要があると思っております。