浅野勝人の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)

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○浅野委員 イラクでまだ大量破壊兵器が見つかっていませんが、フセイン政権がクルド人に化学兵器を使って大勢の人たちを殺傷したことははっきりしています。フセイン政権が大量破壊兵器を持っていたことは事実です。
 日本も率先して、国際社会が大量破壊兵器の開発、製造、拡散は絶対に認めないという強い姿勢を貫く必要が大切です。大量破壊兵器を開発している疑いの濃いイラク以外の国家、なかんずく、東アジアの平和と安全に脅威となっている北朝鮮に対する強いメッセージになるからであります。
 その意味では、今回のイラク戦争は、国連決議に反して大量破壊兵器を放棄しなかった国と、それを許さない国際社会との対立の構図という見方をすることが的確だと私は思っております。したがって、明確にアメリカを支持した日本政府の決断は的確そのもので、イラク戦争の正当性を、今、殊さら強調する必要はありません。
 その観点から見ると、法案の第一条の「目的」の中で、イラク特別事態の説明のため、わざわざ括弧の中に一連の安保理決議を引用して、この法案によって改めて武力行使の正当性を確認しようとしているのかなと受け取られかねないような形をとっていることに、いささかの疑問を感じています。
 この法案は、混乱の後始末のために、人道復興、安全確保にだれが何をするかを決めるのが目的です。一連の安保理決議を引用しなければだめなんでしょうか。

発言情報

speech_id: 115603808X00220030625_006

発言者: 浅野勝人

speaker_id: 28936

日付: 2003-06-25

院: 衆議院

会議名: イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会