2003-06-25
衆議院
石破茂
イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
石破茂の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。
まさしく先生御指摘のように、戦闘地域、非戦闘地域という概念を用いますのは、憲法との関係が極めて重要だということでございます。
当然、私どもの憲法は、海外において武力の行使は行わないということになっております。そして今回の行動も、決して海外において武力の行使、行うものであってはならない、これはもう大原則でございます。そして、戦闘地域というのは危ない地域なのであり、非戦闘地域は危なくない地域なのである、こういう御理解もありますし、それは比較的近い概念なのかもしれません。しかし同時に、戦闘というものは何か。それは、国または国に準ずる者による組織的、計画的なというようなものであって、要するに、国際紛争というようなものが行われる、あるいはそれが予測される地域というのを戦闘地域というふうに概念づけるわけであります。
そういうところへ行って、国際紛争が行われておるような、国または国に準ずる者によってそのような行動が行われている地域に自衛隊が行くということは、そもそもあってはならないことだ。これは憲法上の要請として、そのようなことが行われる、または行われることが予測される地域に自衛隊が行くということはあってはならない、これは憲法上の要請に基づくものだと思っております。
したがいまして、どういう地域がそういう地域なのかということは、いろいろな情報に基づきまして、それはわからないじゃないかと言われるかもしれませんが、どういう地域において国またはそれに準ずる者によって組織的、計画的なそういう行為が行われておるかということは、私は判断は可能だと思っております。
いやしくも、日本国が外国において武力を行使する、そういうような法的な評価を受けないような地域において行動するということをきちんと担保しておかなければ、これは憲法の趣旨にもとるものになりますので、私どもは、そこの峻別は明確に行わなければいけない、これは当然のことだと考えております。