2003-06-25
衆議院
伊藤英成
イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
伊藤英成の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○伊藤(英)委員 日本が自衛隊をどういうふうに活用しようかという話のときに、海外に自衛隊を派遣するという話は、振り返ってみますと、一九九〇年の湾岸戦争のとき、あのときに、国際の平和と安全の確保のためにということで自衛隊を海外に派遣しようということを考えて、そして、当時の国連安保理の決議に基づいてということで多国籍軍に対して自衛隊を派遣し、後方支援を提供することを目的として、当時、国連平和協力法案が国会に提出をされました。私もそのときの審議に参加をしておりました。そして、あのときには、国会ではこの国連平和協力法案は成立することができなかった、廃案となりました。
そして、その後で、当時の自民党、公明党、民社党、私はその一員でありましたけれども、国連の平和協力という意味で、九二年に、国連の指揮下で平和の回復のために展開される国連平和維持活動、いわゆるPKOに対して、自衛隊を含む人的協力を行うということを目的として、PKO協力法ができました。そして今日、もちろんその後の経緯もありますが、今日も二つのPKOが派遣をされております。
そして、今のこの経緯を見ますと、これは廃案になった部分というのは、いわば戦う軍隊への協力、それに対してはやめようということであり、戦わない軍隊への参加、協力でやっていこうという形になってきたわけですね。そして、日本が今の憲法をもとにして、どういうふうに取り組んでいこうかというときに、これは、国連の指揮下で活動する伝統的なPKOへの参加、協力、そして国連等の要請に基づく停戦後の人道復興支援等、こういうことをやることがいわば憲法の限界といいましょうか、そういう考え方でこういうふうに取り組んでいこうというふうになってきたわけです。
そしてその後、先般のアフガンの問題、テロ特措法という形で一部出るようになりました。そして今回、この復興支援法ということで、この特措法でイラクに出そうとしているわけです。私が見ますと、いわば最近の状況は、何を原則にして、どういう考え方で日本は海外に自衛隊を派遣していこうとしているのかというのが、どんどんあいまいになっていやしないだろうかということを私は感じるんです。
総理、現在のこの動きに対して、どういうふうに考えますか。