2003-06-25
衆議院
伊藤英成
イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
伊藤英成の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○伊藤(英)委員 要するに、今回の法案でいえば、戦闘地域がどこだ、そのときに国または国に準ずる者云々、こういうことを言っているんですね。あれでいきますと、ひょっとしたら、全部非戦闘地域というふうになるかもしれないという状況ですよ。
しかし、きょうも話がありました、安全か危険かといったら、極めて危険な状況ですね。さっきちょっと話に出た、これがあの日に出た新聞ですよ。テロ特措法、あれを決めた日の翌日、閣議決定した翌日の新聞です。米軍は「全土まだ戦闘地域」というふうに書きました。こういうふうに述べられたんです。防衛庁長官の言うそれとはちょっと違いますというふうな言われ方なんでしょう。
しかし、もう私は時間がありませんから、ここの、なぜイラクがそういう状況になっているか。イラクの、これは宗教の問題なりあるいは部族の問題なり、極めて複雑な状況になっておりますし、私がそれなりに専門家等にいろいろ何人かに聞いたりしました。これはどんどん難しくなるかもしれないと。どんどん難しくなるかもしれないと。
きのう、おとといでしたか、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のフランシス・フクヤマさん、彼が文章も書いています。アメリカの軍は戦闘をするためにどんなにか訓練を積んで、得意であるか。しかし、その後の国家建設についてはいかにもだめだ、アメリカは。そもそもアメリカはそうなんだと。そういうことを反映してだと私は思うんですが、今イラクの国内はどんどん危険になっていますよということを申し上げておきたいと思います。
最後に、本当に、そういう状況の中でただ自衛隊を送ればいい、ただ自衛隊を送ればいいというだけの話でやっていたら、自衛隊はかわいそうだということですね。ということですよ。そして、ひょっとして、出したら自衛隊員からも被害者が出るかもしれません。非常に心配しますよ。さらに、もっとひょっとしたら、日本の自衛隊員がイラクの人を殺したというニュースが流れるかもしれませんね。だから、日本が本当にイラクに対して、中東に対して、あるいは世界の中で日本はどうしていくかということを考えてやる話だということを申し上げて、終わります。
ありがとうございました。