石破茂の発言 (安全保障委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○石破国務大臣 ただいま防衛局長がお答えをしたとおりかと思いますが、要は、これは周回衛星なんですね。静止衛星と違って、一カ所にとどまってずっと見ているわけではない。ある程度の周期を置いてその上を飛んで、たまたまそういう情報がとれれば非常にありがたいという、これはもともとそういうものなのですよね。それはもう十機も二十機も打ち上げればもっと間隔は詰まりますが、結局、一回回って次にその上へ来るまでの間にどんな変化があるか、それはどういう意味なのかということを我が方として把握するということになるんだろうと思っています。それで、例えば、ミサイル発射の兆候が顕著になるとか、非常に特異な事象があらわれたとかいうことによって、どう判断するかということになるのだろうと思っております。
情報収集衛星だけですべてできるわけではございません。先生御案内のとおり、例えば防衛出動というものは、おそれだけでも下令はできるわけでありますが、冒頭の御質問にありましたように、分析能力を相当に上げていきませんと、それが何なのかはわからない。例えば、デコイ、にせものを並べられた場合に誤って判断なんかしたりしますと、大変におかしなことになるわけであります。
集めた情報をどのように生かしていくか、あるいは危険な兆候として、どなたかが何かの論文で、安保理に一一〇番でいいのかみたいな論文を書いておられましたけれども、それは、単に安保理だけということではなくて、我が国として、それをどういうふうに正確に把握し、どう判断するか、そういうことがきちんと確立をしていなければ、おっしゃるとおり宝の持ちぐされになってしまいます。
それから、分析能力を上げるということ、それによって得られた情報をどのように私どもで法の枠内で活用するか、運用をどのようにするかということは、今までも検討してまいりましたし、これからも万全を期してまいりたいと存じます。