藤島正之の発言 (外務委員会)
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○藤島委員 私には非常に目に見えないんですね。理解できない。これは私だけじゃなくて、国民も全般にそういうふうに考えているんじゃないでしょうか。本当に我が国は、アメリカに我が国の立場を明確に言っているのかどうか。今の答弁ではとても納得はできません。ただ、時間がありませんので、次に進みます。
先ほど伊藤委員の方からも質問にありましたように、アナンさんが、米国等が安保理の枠を外れて軍事行動をとるようなことがあれば、それは国連憲章違反となる、こう明確に言っておるわけですね。これについて、先ほど外務大臣は、直接聞いていないと。そんなむちゃくちゃな答弁は私はないと思うんですけれども……(川口国務大臣「いや、前提が違うと」と呼ぶ)前提が違うと言っていますけれども、明確にこういうふうに言っておるわけですよ。まあ、ロシアについてもそうですけれども。
それは、一四四一と六七八と六八七はあるわけですけれども、それでは、米国や我が国が、特に、外務大臣が前回の質問でも、新たな決議が望ましい、望ましいということを再三再四言っていたわけですね。これは、やはりこれまでの決議ではその正当性に非常に疑問が多いと。大体、学者は皆、これだけでは正当性がないと。時間も随分経過していますし、十何年もたっているわけでありますし、それを抜きにして、一四四一だけで武力行使を認めたとはだれも考えていないわけですね。したがって、新たな決議を求めてきたわけですけれども、今になって、新たな決議がなくてもできるというような話がどんどん進んできているということなんです。
その中で、外務省の一部の幹部らしいんですけれども、新決議なしの武力行使を、日米同盟だけがむき出しとなる最悪のシナリオだと言って、国連決議に、新しい決議に、はめ込むために新決議にこだわったと言っているわけです。あるいは、新決議が不可能なら、自衛権だけでなく、国連決議違反も根拠にすべきだというふうに水面下で求めるようになっていったと。それで、十八日のブッシュ演説、きのうのは要請どおり言ってくれたということで、国連決議違反も入ったということで喜んでいるというようなことを、まさに外務省の役人的な発想になるわけですけれども。
先ほどの質問にもう一回戻りますけれども、この正当性、これについて、本当はだれが判断するのか。国連の責任者である事務総長の判断が間違っているのか、あるいは、じゃ、だれが違法か違法でないか判断するのか。先ほども首藤委員の方からもありましたけれども、これは、自衛権の行使でないことはもう間違いないということですね。もしこういうのを認めていくと、それこそ国連の決議は余り関係なく、アメリカがやると言えばもう何でも正当化されていくということになる危険性が非常に大きいと私は思うわけなんですね。この点についてどういうふうに考えておりますか。
〔土肥委員長代理退席、委員長着席〕