首藤信彦の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○首藤委員 民主党の首藤信彦です。
川口大臣、今イラクの戦争がまだ続行中でありますけれども、日ごろこの問題に関してはいろいろお聞きしているわけですが、今まではちょっと時間がなかったので、非常に細かいことを直接聞いて、大変失礼な質問もあったと思うんですけれども、きょうは比較的時間に余裕がありますので、より本質的な大きな問題をまず最初にお聞きしたいと思うんですね。
それは、外交において一番何が重要かというと、やはりこれは世界観、要するに、今起こっていることは世界の流れの中でどういうふうに位置づけられるかということだと思うんですね。
例えば、今イラクに対してアメリカが攻撃しているわけですが、これを武力行使と言っております。ただ、武力行使はもういろいろな武力行使がございますね。しかし、戦争を武力行使と定義するかどうかというのは、戦争の一つの要素でありますけれども、それはいろいろな定義があると思います。それから、侵略戦争である、こういう考え方もありますね。
それから、中東ということを考えますと、今までも第一次から第四次まで中東戦争というのを言っています。ナンバーをつけているんですね、第一次、第二次、第三次というふうにしているわけですね。そうした状況において、例えば九一年の湾岸戦争、これは湾岸という地域で、湾岸戦争、湾岸危機と言っているわけですけれども、こういう戦争。特別な一部の地域に対して名前をつけているわけですね。
では、このイラクに対する戦争というのはどういうものかというのを、その戦争の位置づけというものをまずお聞きしたいわけです。例えば、この地域で何度も戦争が第二次大戦後起こっております。例えば第一次中東戦争から第四次中東戦争まであるわけですね。これをカテゴリー一としましょうか、そうすると、これは中東の諸国が争っている戦争であるというふうに考えられますね。カテゴリー二というのは、例えばそこに国連軍とか多国籍軍が入って、いわゆる先進国の軍隊や各国の軍隊が入ってやる、これは湾岸戦争なんかをカテゴリー二というふうに考えてもいいと思うんですけれども、これはやはり中東の諸国もたくさん参加していますね。
しかし、今このイラクの今度のアメリカの攻撃というのは、一体世界史的には、この中東という地域に中東以外の国が、しかも先進国がこういう行為をして、国連の承認もなくやっている。一体、これ、戦争をどのように位置づけるか、外務大臣の世界観からどのように位置づけておられるかお聞きしたいと思います。いかがでしょうか。