首藤信彦の発言 (外務委員会)
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○首藤委員 外務大臣、私はそれは外務省の姿勢として問題だと思うんですよね。この委員会は朝の九時に始まって、国民もやはり関心を持っている。外務大臣が出席して、日本の外交の責任者である外務大臣が出て、この世界で起こっている、今起こっているということに関して、やはり国民に伝える最初の機会であると思うんですね。そのときに、その資料が昨夜の資料であれば、それは外務省の機能がやはり十分に果たされていないのではないか、そういうふうに思うわけですよ。
確かにこの問題は、当然のことながら、事前に質問通告はしていません。しかし、こうした世界でリアルタイムで起こっている、そのことが日本に非常に大きな影響を与えるわけですから、やはり外務省としてはこういう問題に関してはリアルタイムで反応できるように、ぜひ外務省全体を指揮していただきたい。そういうふうに意見を言わせていただきます。
さて、この件に関しましては、それと同じですが、情報と同時に、我が国はすぐ対応しなければいけない。私は、この事件を聞いて驚愕したのは、私も中東のいろいろな国に行きます。しかし、その中で、やはりサウジアラビアというところは、メッカを抱え、そしてリヤドを抱えて、もう大変緊張したところでありまして、非常に警戒が厳しい、ほかの湾岸地域と比べても、はるかに厳しい警戒状態になっているわけです。しかも、この国に関しては、オサマ・ビンラーデンを初めとするアルカイダグループがこの中から出てきたわけでありまして、そして、非常に政情不安が最近は伝えられている。
そういうような状況の中で、リヤドで、首都で発生した大きな事件だということで驚愕したわけですが、しかも、そのターゲットが、アメリカ大使館とかそういうものではなくて、例えば一般人の外国人が多く住む高級住宅地とかそういうところで発生しているということのまた恐ろしさがあります。これは、テロ対策上はいわゆるソフトターゲットと言われるものにまで広がってきているということを意味しているわけです。
そうなりますと、例えば、湾岸地域、はっきり言うともっと警戒の緩い地域はたくさんあります。さらに、湾岸地域だけではなくて、中東全体あるいはヨーロッパまで含めて、中東の方がたくさんおられるヨーロッパまで含めると、こうしたソフトターゲット、我が国の邦人がたくさんいる、例えば日本人学校であり、日本人が居住する地域とか、たくさんあると思うんですが、こういうものに対してどのような対策を今の時点で命じておられますか。その内容をちょっとお聞かせ願いたいと思います。