首藤信彦の発言 (外務委員会)
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○首藤委員 いや、赤城副長官、それはもうとんでもないことですよ。あなたは、軍事専門家、もっと専門知識を持ってもらわないと困りますよ。日本で持っているのはCBU87のBですよ、恐らく。これは四百五十メートルにわたって、広範囲に、複合化されて、いわゆるコンビネーションと言われる、対人、対戦車、そして残留も含めて、そうした多目的の子弾を大量に放出するんですよ。
それは黄色と言いましたけれども、その黄色のこと自体が問題で、世界じゅうで実は黄色というものに引きつけられて、子供がさわって大きな被害を出しているんです。今のクラスター爆弾の基本的な論議を全然御存じないじゃないですか。防衛副長官として、そんな、任務が務まりますか。
今おっしゃったようにCBUの87、着上陸、着上陸というのは冷戦構造時代の考え方でしょう、冷戦が終わってからもまだI製作所からライセンスでずっと買い続けていたじゃないですか。それをまだ最近まで買っていたわけでしょう。どうしてそういうものを使われるわけですかね。しかも四百五十メートルも広がるようなところで、日本の海岸でそんなもの使えますか。一体どうしてそういうものを持っているかですよ。
そしてまた、最近のクラスター爆弾にはGPSもついているし、それから、あるいは風向によって、これはクラスター爆弾、ぱっと散らばりますから、風向是正装置もついているわけですよね。さらに、自己爆破といいますか無害化、自己無害化するためにいろいろな装置が出てきて、不発になった場合は、ある一定の時間がたつと、これは自己無害化するようになっているんですよ。そんなものが全然ないですね。もう旧世代、旧々世代のクラスター爆弾をずっと買い続けたということの責任を私は防衛庁にも強く追及したいと思うんです。
残念ながら、このことは、今時間がだんだんなくなってきましたので、追及はまた別の機会に譲りたいと思います。
では、もう一つ、劣化ウラン弾のことについてお聞きしたいわけです。
劣化ウラン弾、これが問題なのは、粉末が体内に入り、発がん化するわけですね。ということは、これは目に見えないさまざまな破片が損害を起こすということを禁止した第一議定書に違反しているんではないかというふうに考えられるわけですが、これはまさか日本の自衛隊は持っていると思っておりませんけれども、アメリカ軍は日本において劣化ウラン弾を保有しているでしょうか。いかがでしょうか、赤城副長官。——赤城副長官、それぐらい答えなきゃだめだよ。