安藤裕康の発言 (外務委員会)
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○安藤政府参考人 お答え申し上げます。
イラクに対する債権、あるいはイラクから見た債務の問題でございますけれども、日本の場合には、国際協力銀行の債権が昨年度末の残高で四百三十億円、貿易保険の債権が、一九九〇年の時点でございますけれども、約四千三百億円、これだけあるというふうに承知しております。民間債権を含めますと、必ずしも全体額を正確に把握することは不可能ですけれども、約六千億円を超える額になるというふうに承知しております。
そこで、委員御指摘のとおり、この債務の問題が前進を見ませんと、なかなかイラクに対する本格的な経済協力を進めることは難しいということは御指摘のとおりでございまして、例えば円借款の供与につきましては、この問題がある程度片づきませんと前に進むことができないということがございます。
それで、今後の処理ぶりでございますけれども、先般、四月二十四日のパリ・クラブで、今後のイラク債権に取り組んでいくというそのこと自体が合意されたわけでございまして、今後、さまざまな場でこのイラクの債務の取り扱いということについて国際的な枠組みの中で処理していくものというふうに考えております。