藤島正之の発言 (外務委員会)
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。
先ほど、木下委員が、川口外務大臣がかわれば拉致問題は解決するかもしれないというようなことをおっしゃっていましたけれども、川口外務大臣がやめられても、拉致問題はそんなに簡単に解決するような問題かなという気はしますけれども、これまで、与野党問わず、この委員会で質疑していまして、やはり、先ほども首藤委員の方からありましたけれども、議論が枠の中から一歩も出ないという感じがしてしようがない。これは、私だけでなくて、与党の質問にもそうだと思うんです。
やはり、政府はある意味で説明責任を果たす必要があるんだろうと私は思うんですね。それは、先ほど外務大臣がおっしゃっていたように、今まさに問題になろうとしているものを、今度総理がアメリカへ行って話をしようとするものについて、子細にわたって今外務大臣に話をしてほしいと言っても、これは無理かもわかりませんけれども、だからといって、これまで、決まってしまってから、どうにもならなくなってから、こうだ、さあどうだ、こう開き直られても、国民も困ると思うんですね。
やはり、国にとって重要なものについて言えば、事前に、こういう方向で政府はいきたいんだ、それに対して国民はどう思うんだと。例えば、イラク戦争の場合でも、イギリスのやり方なんかはある程度そういう面があったと思うんですね。国内の議論は二分といいますか、二分まではいかないかもわかりませんけれども、両方あったわけですけれども、断固アメリカと一緒に行くというのは、最初から言っているわけですね。それで、国民にも反対の世論は多数あっても、それを説得しながら、あの首相の説得している努力の姿というのは大変なものだったと思うんですね、私は非常に感服していたわけです。
やはり、政府というのは、ある意味でそういうものがあってしかるべきだと思うんです。ずっと黙っていて、決まっていない、決まっていないのままでいって、最後にどんと決まった、もうこれ以外どういう方法があるんですか、こう開き直る。
こういう政治というのは、私は非常に民主主義の国家としてよろしくないというふうに実は思っているわけでありまして、川口外務大臣にも、そういう点を踏まえて、一歩でも、少しでも国民に対してわかりやすく、そういった面を前もって、若干でも言えるものがあれば説明をして、その際に、批判を受けるんなら批判を受けて、そこで政府として少し方向転換するとかということがあっていいんじゃないか、こんなふうにずっと感じているわけであります。
きょうは、北朝鮮に対する制裁の問題でありますけれども、前回までも私は、拉致家族の非常に強い意見がある、経済制裁をやるというようなこともやっていかないと、話し合いだけじゃとても前進しないと。まさに全くここのところ前進が見られないわけでありますので。
そういう意味で、経済制裁をやってほしいということに対して、外務大臣は、現在は考えていない、現在は考えていない、こういうふうにおっしゃっているわけですけれども、先ほど来、ちょっと議論がありますけれども、福田官房長官が十九日に対北朝鮮の送金、貿易の問題で発言しておるわけです。
ちょっとお伺いしますけれども、この送金の問題と貿易の問題は、全然別々に区切って考えた方がいいのか、あるいは一緒にして考えた方がいいのか、これは茂木副大臣でもいいんですけれども、いかがですか。