江崎洋一郎の発言 (議院運営委員会)
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○江崎委員 私は、保守新党の江崎洋一郎でございます。
保守新党は、衆議院議員松浪健四郎君の議員辞職勧告決議案の本会議上程につきまして、反対の意見表明をさせていただきます。
国民の代表として選ばれた国会議員の身分は、憲法、国会法、公選法等により手厚く保障されており、議員は、任期の満了、自発的辞職、被選資格の喪失、懲罰による除名などを除き、一切、その身分を失うことはありません。
国会議員の身分をこのように手厚く保障しているのは、政治的圧力や多数の横暴などから議員の言論の自由を守り、自由な政治活動を保障するためのものであり、民主政治の基本となっております。国会が一面において与野党の政治闘争の場であるとはいえ、一連の報道のみを根拠として野党が議員辞職を求める決議案を提出したことは、まことに遺憾であり、民主政治の基本を踏みにじるものと考えます。
昭和五十八年二月の田中元首相の議員辞職勧告決議案の提出以来、これまで、衆議院、参議院において、多くの議員辞職勧告決議案が提出されてまいりました。それらはいずれも、当該議員の逮捕、当該議員に対する求刑、起訴、有罪判決など、捜査・司法当局において何らかの判断がなされたことを前提としておりました。
しかるに、今回、野党が提出した決議案は、真偽の明らかでない一連の報道を根拠としており、辞職を求める法的根拠を示すこともなく、事実関係の確証もありません。
松浪議員は、今回の件の真相を国民に説明するため、みずから、公開での政治倫理審査会の開催を求めました。そして、政治倫理審査会において、自分と反社会的集団との関係について深く反省を示す一方、疑惑を持たれるような行為などがなかったことにつき誠実に答え、国民に対する説明責任を果たしております。
以上の理由から、保守新党は、衆議院議員松浪健四郎君の議員辞職勧告決議案を本会議に上程することに強く反対させていただきます。
以上でございます。