佐田玄一郎の発言 (議院運営委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○佐田委員 自由民主党の佐田玄一郎であります。
私は、自由民主党、公明党及び保守新党を代表いたしまして、ただいま提案されました今国会の会期を六月十九日から七月二十八日までの四十日間延長する件について、賛成の討論を行います。
去る一月二十日に第百五十六回通常国会が召集されました。冒頭には、切れ目なく現下の経済情勢に対応するため、平成十四年度補正予算と平成十五年度予算を審議し、引き続いて、国家の基本をなす個人情報保護関連法や武力攻撃事態対処関連法などの数多くの重要法案や、構造改革関連法案などを審議してまいりました。
これらにより、国会は二十一世紀にふさわしい日本の仕組みをつくり、あわせて、日本経済の再生と発展に寄与するものと考えております。議員各位の、国を憂い、国民を思う真摯な議論に、心から敬意を表するものであります。
しかしながら、今国会の内閣提出法案は百二十一件に上り、いまだ、衆議院に八件、参議院に二十一件、合計二十九件の閣法が残されており、与党関係の議員提出法律案は継続も含めて十四件、そのうち八件が残されております。また、延長となれば与野党が共同提出を予定している議員立法が十数件あると聞いております。残された法案には、保険業法など国民生活に関連した法案や構造改革関連の司法制度改革法案があり、また、野党が提出した議員立法も数多く残っております。これらの議論も急がなければなりません。
一方、今国会中の三月二十日に始まったイラクへの米英軍等による武力行使の結果、四月九日に事実上フセイン政権が崩壊するという新たな事態に対し、我が国も、人道的立場から主体的かつ積極的に対応することとなりました。国際社会も、イラクの復興に着手を始めました。五月二十二日の国連決議一四八三を受け、我が国も、イラク国家の速やかな再建を図るため、被災民を中心としたイラクの国民生活の安定と向上、民主的な統治組織の設立に向けた支援などの国際社会の取り組みに対し、速やかに対応することが急務であります。
したがって、次の臨時国会を待つまでもなく、直ちに人道復興支援活動及び安全確保支援活動を行うとしたイラク支援特措法及びテロ対策特措法を審議し、派遣の準備を整えることが肝要であります。
かかる観点から、四十日間の会期延長は、必要不可欠、最小限の日数であります。国会がなすべき提案を今国会で議論し形にすることが、国民の信頼と負託にこたえることであり、このイラク人道復興支援をできる限り速やかに実行することが、国際社会において我が国が名誉ある地位を占めることになると信じてやみません。
以上申し上げましたとおり、国政を担う責任与党として、会期延長に関する議長の提案に賛成の意を表し、私の討論といたします。
以上です。