葉梨信行の発言 (憲法調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○葉梨委員 自由民主党の葉梨信行でございます。
 各党の先生方から御意見が述べられました。そこで、ちょっと疑問点もございますので、皆様の御意向も聞いてみたいと思います。
 今度のイラク戦争、始まったかどうかまだわかりませんけれども、恐らく始まるであろうイラク戦争の法的根拠でございますが、これはアメリカあるいはイギリスも含めて、自衛権行使にあると思います。イラクから大量破壊兵器がアルカイダなどテロ組織の手に渡る危険がないとは言えない、これは急迫した脅威であろうと言えると思います。
 安保理事会のお墨つきが必要不可欠であるという立論がされておりますけれども、この点についてちょっと申し上げてみたいと思いますが、国連憲章も個別的並びに集団的自衛権を認めております。それで、決議一四四一につきまして、それだけで武力行使の法的根拠となるかどうかということ、これについての御意見もございます。これは、少なくも政治的な正当化の理由づけと理解したらいいであろうと私は思う次第でございます。
 そこで、先生方に伺ってみたいのは、一九九九年に行われました、NATOによりますユーゴスラビアの人権抑圧を理由といたします空爆であります。当時は安保理事会に諮らずに、今度参加しておりませんフランス、ドイツを含めて、諸国が空爆に踏み切ったわけでございますが、これは安保理事会の決議がなくて踏み切りました。しかも、その後、問題になっていないわけでございます。
 安保理事会が事前にお墨つきを与えることにこしたことはないわけでありますけれども、このときはそうではなかった。それにつきまして、皆様方どう考えられるか、ひとつお考えを拝聴したいと思います。

発言情報

speech_id: 115604184X00420030320_017

発言者: 葉梨信行

speaker_id: 14748

日付: 2003-03-20

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会