島田洋一の発言 (憲法調査会)

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○島田洋一君 戦後かなり長い伝統もあり、それなりの組織も確立した、そして相当予算も使っておる国連というものをできるだけ生かすということは必要だと思いますが、ただ、安全保障問題で言えば、現在の国連安全保障理事会、これは例の五つの国が拒否権を持っているという状況にあるわけです。したがって、日本の安全保障にとって大変重要な問題だという場合に、例えば中国が拒否権を行使したら、日本自身としてはやるべきだと思うのに行動がとれないというのでは全く話になりませんし、あるいは、ロシア一国が反対したから動けないというのでは話にならない。逆に、国連安保理が仮に全会一致で決定した措置であっても、日本から見てこれはおかしいと思えば、参加すべきじゃないでしょう。
 そういう意味では、国連での議論というのは当然重視しないといけないわけですけれども、安全保障、自国の国民の安全を確保するというのがその国の政治家の最大の使命ですから、拒否権を与えられている国があるという中で、国連が日本外交にとって足かせになる部分が出てきた場合には、やはり自主的な判断で行動すべきである。だから、余り国連というものにげたを預けるという姿勢は問題であると思っています。
 そして、その前のお話の関連ですけれども、今、有事法制等議論になっていますけれども、外国から侵略を受けた場合に、日本という国は混乱なく対処できるんだ、排除できるんだという姿勢をつくっておくことが抑止力になるわけですから、やはり早急に整備する必要があると思います。

発言情報

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発言者: 島田洋一

speaker_id: 18458

日付: 2003-05-29

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会