島田洋一の発言 (憲法調査会)
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○島田洋一君 経済制裁は宣戦布告とみなすということを北朝鮮側が以前から言っていますけれども、それは裏を返せば、向こうが経済制裁を非常に恐れている。経済的に締め上げられれば体制が維持できなくなる。すなわち、金正日のごく周辺にまでいろいろな物資等を配れなくなって、非常に体制が不安定になることを恐れているということでしょう。
私、さっきも言いましたけれども、拉致問題の解決に関して、何ら幻想は持っておりません。完全解決するためには金正日体制を倒さなければならないと思っております。そのためには、先ほども言ったように、経済的締め上げ、だから、何も経済制裁という言い方を日本政府がする必要は全然ないと思っています。それは以前から言っているのですが。現実に経済的に締め上げて、そして有志の決起によって現政権のトップが排除されるという状況をつくっていくのが実は最も解決の近道であり、最も現実的な方策であるというふうに考えております。
だから、北朝鮮に関して先制攻撃を軍事的にやるんだというようなことを私は全然言っていないわけで、最初の陳述で言いましたけれども、それをやれば、まさに向こうにとらわれている拉致被害者が巻き添えを食って亡くなってしまうという可能性も十分あるわけですから、経済的な締め上げ、制裁という言い方をする必要は何もありませんから、締め上げによって体制変革を促す。向こうは経済的にはぎりぎりのところに来ていますから、本格的に締め上げれば、体制が倒れるのはそんな先のことではないと考えております。