島田洋一の発言 (憲法調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○島田洋一君 もちろんお話し合いをするというのは大事なことであるわけですけれども、ただ、お話し合いと称して要するに時間稼ぎをして、その間に核兵器をため込もうというようなことを許してはならないというのも一方で考える必要があります。
 また、エンドレスに話し合い話し合いと言っているうちに、被害者の家族の方々がどんどん亡くなっていく。被害者の家族も皆さん亡くなって、被害者自身も北朝鮮で亡くなる。あっちは平均寿命四十歳代というような国ですから、被害者及び家族がみんな死んでしまえばある意味では問題は解消するわけですけれども、そういうことも許してはならない。
 だから、基本的に、話し合うといっても、ある程度期限を切って、例えば、いついつまでに人質にしている子供たちをとにかく一たん日本に出せ、出さないのなら経済的な締めつけに出ざるを得ないですよと。やはりそういったむちの部分を用意した上で話し合わなければ話し合い自体が進展しないというのが、あの国とのやりとりの歴史から言えることだと私は思っているわけです。
 アメリカ側が米朝二国間協議じゃなくて多国間協議が必要だと言っている意味ですけれども、これはケリー国務次官補等が米議会でもはっきり証言していますけれども、つまり、北朝鮮側がまた合意を破ったときに、周辺諸国どこからも経済的支援などが流れないようにしないといけない、つまり、むちの部分で周辺諸国が足並みをそろえる、それが必要なんだという趣旨を強調しております。その意味では、周りの国がそろって圧力をかける枠組みをつくって、そのことによって話し合いなりを進展させようというのがアメリカ政府の意向ですけれども、それに北朝鮮側が乗ってくるかどうかわかりません。
 一番重要なポイントは、やはり期限を切って対応を求めていくというやり方をひとつ考えないといけないのじゃないかと思っております。

発言情報

speech_id: 115604184X00720030529_134

発言者: 島田洋一

speaker_id: 18458

日付: 2003-05-29

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会