坂野潤治の発言 (憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○坂野参考人 私はきょう、明治憲法の実際のメカニズムについて詳しく説明しました。だから、そのことから、戦後の憲法、あるいは今どういう憲法にするかという問題については、参考人として戦後日本国憲法の専門家をお呼びになったときにお話しいただきたい。
 それと同時に、さっきから言っていますのは、条文ではなくて、天皇のもとには参謀本部も関東軍もある。天皇のもとには内閣総理大臣も外務省もある。だから、天皇ひとりが何かできるという考え方は、およそ憲法を字面で解釈するもので、実際に、例えば連盟脱退のときにどういうふうにして関東軍を抑えようとしたか、そのときになぜそれができなかったかというのを見ていく必要はあるんですけれども、突然、これだけの権限を持っている天皇がなぜ戦争を抑えられなかったという言い方は、やはり実際に政治に携わっている方の考えとしては、私の方が意外に感じる。正しいと思ってもできないことの方が圧倒的に多いんですから。

発言情報

speech_id: 115604189X00420030508_008

発言者: 坂野潤治

speaker_id: 1018

日付: 2003-05-08

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会