武山百合子の発言 (厚生労働委員会)

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○武山委員 それはやはり国として考えるべきだと思うんですよね、哲学ですから。やはり日本の伝統文化を考えた、その上に立った家庭のあり方、そういう中で、本当に働きたいという方に対しては、我が自由党も、子育ての期間はいろいろな、種々多様な環境をつくるべきだ、その後、子育てが終わった後、社会に戻ったら、それはもう義務づけて、仕事ができるように、復帰できるようにというのは我が党も考えております。
 しかし、やはりその前提条件もきちっと哲学としてないことには、そうすると、何しろ働きたいという人に何でもかんでも予算をつけて受け入れるというふうに、では、それで子供がふえるか。少子化対策ですから、もちろん子供をしっかりと育てる環境をつくるということは大事ですけれども、そのためにどうするかということも考えなきゃいけないと思うんですよね。
 ですから、ただ予算をつけているというふうにも、実はこういうふうにして見ますと思えるわけなんですよね。いわゆる哲学がないと、あの手この手で、おんぶにだっこで、国が見ますよ、地方自治体が見ますよ、市町村が見ますよというふうにもこれは一見見えるわけですよ。これは全部予算がつくことだからなんですね。
 ですから、地元は地元でいろいろなことができると思うんですよね。これは地方主権、分権にもなっていないから、国がやはり相変わらず、今までの国が見るんだというふうな上からのお仕着せでもあるわけなんですよ。下からわき上がってきたものじゃないわけなんですよね。ですから、その辺をしっかりと、国がこの二十一世紀の次世代をどうするのかという哲学が見えてこないところに問題があると私は思うんですよね。ですから、今の状態ですと、次世代をただ予算をつけてなるべく国が見る、地方自治体が見る、そういうふうに見えるわけなんですよね。
 ですから、本来はどうあるべきなのかという、そのあるべき姿というものをやはり今の若い人にきちっと示せない我々の世代でもあるかと思うんですよ。ですから、それは、我々、人生の先輩として、やはり我々はこういうふうに考えているというものを示すべきじゃないかと思うんですよ。それでまた、若い人には若い人の、水島委員が質問されたように、現実の問題として、子育てしていながらあるわけですよね。そういうものがあって初めて、総合的に見てどうしたらいいかということになるかと思うんですよね。
 ですから、そこの国のあり方の、また我々先輩たちが若い人に贈るこういう青写真というものもやはりきちっと提示すべきだと思うんです。その辺に対しての見解はどうでしょうか。

発言情報

speech_id: 115604260X02220030606_131

発言者: 武山百合子

speaker_id: 16992

日付: 2003-06-06

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会