武山百合子の発言 (厚生労働委員会)
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○武山委員 もう一つ、やはり家庭の議論をしたいと思います。
何しろ、子供ができるというのは、家庭を持って初めてできるわけです。一つの日本の家庭のあり方、家庭が原点だと思うんですよね。その家庭の中でのいろいろな営みから、そこに子が生まれ、そして、その中で子育てを通して一つのファミリーとして育っていって、その中で人間としての営みを繰り返していく。その人間としての営みがまた大切なことであるということですけれども、その家庭の中でいろいろなことを学んでいく、それは生まれたときから学んでいく、身につけていく、体験と経験、その中の家庭というものが、今まさに、この次世代支援推進法ですと、すぐ他人に見てもらうようないろいろな環境づくりなわけですね。
ですから、根本が、家庭というものをやはりきちっと議論すべきだと思うんですよ。家庭がなかったら子供もできないし、その子供が子供を産むわけですから。その子供が子供を産むそのときに、いろいろなことを身につけていない、考えていない、自分で自立していない、いろいろなことが問題なわけですよ。ですから、それが我々先輩として若い人にできることじゃないかと思うんですよ。もう二十ぐらいになってしまった人に今からできることというと、国が今考えていることも一つだと思うんですよね。でも、その前の家族、家庭、こういうものをきっちりとやはり議論して、私、ここが、根本が抜けていると思うんです。この根本なくして少子化対策というのは進まないと思うんですよ。
ですから、ここの根本の議論が抜けていて、ただ予算をつける、環境づくりをする、いろいろなメニューをそろえても、では産むかといったら、全然そこに、結婚をしようという気も持っていない人が多いわけですから、その前の段階なわけですよ。ですから、幾らこういうものをつけても、例えばこの前にエンゼルプランとか子育てのいろいろなメニューを考えてきているわけですよ。でも、歯どめがかからないわけです。歯どめがかからないということは、土台をきちっと考えて、ある一定のフォーカスを示していないからなんですね。その土台が一番大事なんです。それはお金とかじゃないんです。お金で解決する問題じゃないんですよ。
ですから、その辺の見解をきちっと厚生省がどう思っているかというのが一番のポイントだと思うんです。その見解についてぜひ聞きたいと思います。