森亘の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○森参考人 お言葉、恐れ入りますけれども、実は、私自身もそういった大所高所からの示唆を差し上げるような見識を持った人間ではございませんが、一つだけ申し上げたいと存じます。
 首都機能移転という事柄自体も非常に長い歴史があるようでございます。そのときそのときにいろいろな事柄が焦点になっていたようでございますが、少なくとも今日の一番大きな焦点は、やはり災害に対する防護といいますか、将来起こり得る、しかもかなりの確度で起こり得る災害に対して今のうちから何とか手を打っておかなくてはと。殊に、このようにいろいろな文明が発達して複雑になってきております大都市では、一たん破壊されて、しかもかわりのものが何もない、それで何かが麻痺するということになりますと、これはもう庶民の生活すべてにわたって非常に大きな不幸が訪れることはまず確実でございます。
 したがって、首都機能移転という事柄の中には、いろいろな、非常にたくさんの重要な要素が含まれていることは承知でございますけれども、今日のこのような財政状況からして、あるいはまた世界情勢からして、やはり今の時点で最低、災害を想定しての場というものを早急にお考えいただきたい。そのように考えて、やや乏しい意見でございますけれども、これでお許しいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115604298X00220030205_014

発言者: 森亘

speaker_id: 10621

日付: 2003-02-05

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会