八田達夫の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○八田参考人 まず、神戸の経験ということですが、神戸は全く準備ができていなかったと思います。
 これは、例えば、被災したときにどういうことをやるかという訓練が必要だと思います。それから、先ほども申し上げましたが、地震が起きたときの当座に必要な政府の役割というのは非常に小さなところですから、何もそこでもって全部、文部省の教育から何から、全国の教育体制について、非常事態にすぐに二週間でもって全部維持するという必要はないわけで、とにかく、被災を何とか軽減するということが役割ですから、そのために必要な人に東京の都心部に住んでもらう、そしていつでも集まれるようにする、そういう体制をつくり、また訓練をする必要があると思います。
 それから、もし東京がつぶれてどうしても動かなかったときには、例えば大阪だとかにいる高級官僚の方たちに、ある程度、官僚に対する指揮をとってもらえるような仕組みをつくるというようなことが必要だろうと思います。
 それから、最後の危険度に関してですが、神戸の例を見ると、結局は低層密集の住宅を残しておくということが非常に危なくて、高層のきちんとした住宅やビルをつくるということが地震に対して非常に強い町にする。したがって、東京で一番重要なことは、集積をすること自体が危ないことではなくて、むしろ、周辺部に残っている低層密集住宅を高層に変えていくということが被災を小さくする手段だと思います。

発言情報

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発言者: 八田達夫

speaker_id: 24846

日付: 2003-02-19

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会