西博義の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○西委員 確かに、政府は残って東京は全滅だったというような、そんなことはあってはならないことですし、東京都の都市の防災ということも十分これからは考えた上での対策が必要だろうというふうに思いますが、当面のことが一つとして、当然、その後も引き続き政府としての機能は存続させていくということは、これはもう一刻も余裕の置けない事態であることも、これまた事実であります。
大震災のために政府機能が一カ月も二カ月も十分機能しなかったということはあってはならないことですし、その辺の見分けは、私は、また、短期の問題と、少し継続していかなければ、例えば外交、防衛とか、そういう一刻のすき間もあってはならないという部分もございますので、そこはもう少し詰めた議論は必要ではないかというふうに私自身は考えております。
それから、先ほどから先生のお言葉で、私どもも、国全体のありようをどう考えるかということだと思います。上海も、先生御存じのように、大変に大都市化して機能的になってまいりましたけれども、人口の流入というのを極度に抑えている、意識的に住民票なんかの移動を禁じているという事態が起こっております。
必然的に、そういう意味では、便利な都会、都市、また高収入ということを目指して、日本はずっと都市集中、これは東京だけではありません、先生がおっしゃるように、各地の大都市集中を繰り返してきたわけですが、一方では、やはり国土が全般的に、ある意味では、私は役割を負いながら発展していくということは当然必要だろう。先生の著作の中で、東京が得た収入を地方に回している、結果的にはそうなっているんですが、それは当然のことでございまして、高収入で機能的な、そういう本社機能を中心とした、そういう製造業なんかも集まっていますし。
そこで、国全体として国土をどう設計していくかということは当然必要なことで、地方は地方でもう疲弊するのはやむなしという極端なお考えを先生は当然お持ちではないかと思うんですが、地方の役割、これは東京だけではございません、大都市と地方の考え方の中で、地方の役割ということについて先生がどういうお考えを持っておられるのか、少しお伺いをしたいと思います。